初めての人向けのオーダースーツの予算の決め方

query_builder 2025/05/08

 ひらちです。


SNSフォロワー数25万人を超えてオーダーメイドスーツ屋の社長をしています。 今日は『オーダーメイドスーツの価格の決め方』について、結構本質的なお話をします。


うちにあるお客様の採寸データは1500名を超えてます。 莫大な数のお客様のオーダースーツ選びをサポートしてきた中で、気がつくことはたくさんありました。


その中でもとくこれはお客様の満足度を上げると感じているのは。 前提として高いスーツが必ずしも正解ではないということ。 実際にオーダースーツを購入する時ってなんかちょっと見栄を貼りたくなりませんか?


せっかくオーダーを作るしこれからずっと着ていくんだから今思っているものよりも高いやつを選びたいみたいな気持ちですね。


これから結婚式始めるのかなってほど財布の紐が緩くなる人も多いです。 売り手は嬉しいですよね。


ただ、その時の気分で決めたことによって買わなくてもよかったかもなと後悔されている方もたくさん知っています。


なので今回みんなにお伝えしたいのは『後悔しないスーツ投資の3原則』です。 あなたにとって最適な予算の決め方、価格の決め方がちゃんとあります。


それを3つの原則に分けて具体的にご説明します。

この記事を見たらオーダースーツを購入した後の後悔は消え去ります。 もちろん後悔しないなんて後ろ向きな話だけではなくて スーツを適切に購入することでこれからの人生経験において 「あなたに仕事を任せたい」 「また会いたい」「もっと話したい」 そう思われるきっかけに必ずなります。


僕自身オーダースーツを着てから大きな企業様だけでなく国連に関係する案件もたくさんいただけるようになりました。 適切なスーツを着ているから得られる案件はたくさんあります。


あなたにも必ずそういう案件ももらえるんです。

スーツによって人生がみるみると変わってしまう。

この辺の内容を含めて解説していくので楽しみにしててください。


【後悔しないスーツ投資の3原則】

そもそも論として、最もありがちなスーツの投資で失敗する例からお伝えをします。 一言で言うと「最適な予算設定ができてない」ここです。


【失敗パターン①必要以上に安いものを選ぶ」】

これはよくあるパターンです。うちの親父がまさにこう言うパターンなんですよね。何か安いものが出た時とか通常いくらのものがいくらです!限定何名!みたいなものにほんとに弱くて10万円の双眼鏡がこのチラシ経由だと2万円です!みたいなのを間に受けて速攻で購入してましたからね。


たまたま双眼鏡を買いたいと思っていたので刺さったみたいですが、安易ですね。 こう言うようにとにかく安いのを普段から考えていると陥りがちなミスです。


あるお客様から「3万円のオーダースーツを年に2回買い替えていた」というお話を聞きました。ここ勘違いされやすいんですけどオーダーというのは、いくつかパターンあるんです。


イージーオーダーやパターンオーダーやフルオーダー。

相当低めに設定されているものはほぼ全てパターンオーダーのはずです。上下ですでに形が決まっていてそれをどう選ぶのか?入れ替えるのかといった方が正確かもしれません。

ぶっちゃけほぼ既製品と変わらないのですが、細部のデザインをいくつか選べたりできます。なので既製品ではないよねっていうことでオーダーと名前がついています。


でもこの知識がなかったら?オーダーってついててこんなに安いのならこれがいいやん!って思うお客様が一定数いらっしゃいます。シンプルに体型補正が全然かかってないので既製品と同じような見た目にしかなりません。1着数万円だとしたら高品質な生地も選べないです。高めの既製品スーツを購入したといっても過言じゃないですよね。

だから、安いものを選ぶ脳になってる人は知らぬ間に大きな損失を出しているかもしれません。


【失敗パターン②:必要以上に高いものを選ぶ】

逆に、「高ければ良い」と考えて予算オーバーのスーツを選ぶ失敗もあります。 例えば、毎日のようにスーツを着る方が繊細な糸を使ったかなり高単価な生地を使って50万円の最高級スーツを購入したとしましょう。


するとスーツの価値を十分に活かせません。


毎日見せるから最高なスーツがいいでしょ?って思うかもしれないですが、 高級なスーツって紡いでいる糸がすごく繊細なんです。


だから実際にオーダーメイドスーツ屋で勤務する方に聞いたのですが、 世界的に有名なロロピアーナという生地を使って仕事着を仕立てたみたいなんですね。 ほんとに糸が繊細でロロピの専門店で購入したら上下の既製品スーツで100万円くらいするものですわ。


それを着て作業してたら半年しないうちに破れたといってましたね。 それほど高級なスーツを普段着にするにはリスクがあるわけなんですね。 仕立て方とどのくらい体にフィットさせるかによっても耐久性は変わりますが、 普段から人に見せるから高いものをと考えてしまうとむしろコスパの悪い投資になるかもしれません。 光の反射のいい繊細な糸を使ったスーツはむしろ普段着ない方に向いているものですね。


その上で内容が被ってしまいますが、

スーツを購入するときの失敗パターン❸です。

【失敗パターン③:自分のライフスタイルを考えない】 実は最も多い失敗がこのパターンです。


例えば、週に3回以上クライアントと会食する営業職の方。

本人の体質は汗かき。 結構いますよね。

オシャレを楽しみたいといって厚手のツイード生地を選んだんですね。オシャレを楽しむのは全然いいと思います。

ただツイードの記事ってめちゃくちゃ通気性悪いんですね。だから汗をかきやすくて汗で生地が痛みやすくなります。


その上で汗びっしょりになって上着を脱いだら脇汗とか気にしませんか? 程度もんですけど、スタイリッシュには見えにくいわけですね。


まぁぶっちゃけどんな服を着たとしても汗は止まりませんけど汗が出やすいような仕様にしてスーツを痛みやすくしてしまうのは お客様へのヒアリング不足だしお客様自身はこんなに早くに痛むとは思わなかったなと思うので後悔の念に駆られるわけです。


この3つ。よくあるミスでスーツの投資失敗したなと思ってしまうです。 ここでみんなにはこの3つのようなミスをして欲しくないので 後悔しないスーツ投資のための3つの原則をお伝えします。


【投資原則①:投資リターンで考える】 

先ほどらい伝えてきましたが、まず最も重要なのは、スーツを「出費」ではなく「投資」として考えるマインドセットです。 というかちょっと脱線しますけど。世の中の全ての行動は投資としての考え方を持つといいですね。

例えば

大学に行くとデメリットとしては

❶4年間の時間という時間のリソースがなくなる

❷500万くらいの資金を投下するコストがかかりますよね。


そのリターンとしては

❶学士と名乗れて専門知識が身につく

❷初任給が高卒と比べて数万円くらい高くなります。

❸生涯ずっと会社員として務めるのなら高卒の場合と比較したら生涯で結構な開きが出てきます。


みたいなものがあげられますよね。


このメリットとデメリットを比較してメリットが上まると判断したらGoですよね。 これからあなたがする全ての行動においてこの投資思考を持ってください。


スーツもそうです「出費や浪費」ではなく「投資」です。


コスト面を見ましょう。


例えば

10万円のスーツ(2年持続): 週3回着用で1回あたり約320円

30万円のスーツ(5年持続): 週3回着用で1回あたり約385円

50万円のスーツ(10年持続): 週3回着用で1回あたり約320円


これらはシンプルに金額のコストがあります。

ただ、具体的に考えると上から2年、5年、10年の期間で着用するとしましょう。


すると、2・3日に一度切るとすると着用コストはほぼ変わりません。 どれも大体一回300円くらいのコスパになります。毎日飲んでいるコーヒーよりも安くなります。

価格が3倍、5倍でも、実際の「着用単価」はほぼ変わりません。 というのも良質なスーツほど気を遣って着用するしお手入れも丁寧にするし、長く使いたがるはずので長持ちしやすいです。


したがって結果的にコストパフォーマンスは逆転します。


飽きずにずっと着るタイプだよっていう人は一撃高いものを使い続けるのはアリだなと思いますね。


で、これはわかりやすく数字として落とし込みましたが、現実はもっと深くて 数字で表せない価値も考慮に入れるべきです。


例えば

自信: 適切な服装が自己肯定感を最大30%高めるとされています。これはイメージできますよね。自分にとっていいものを着ていた場合気分上がりますよね。世間一般的にハイブランドの贈り物が喜ばれる傾向にあると思いますが、自己肯定感を上げてくれるからですよね。


信頼獲得: 初対面で形成される印象の55%〜80%は外見に基づく研究結果がありますよね。高価なスーツは見た瞬間から違いがわかります。


明らかに生地の光沢は違うしジャストサイズで作られているものはできる人というオーラを感じますからね。


機会創出: そしてこれがとんでもなくでかい。「この人と仕事をしたい」と思わせる第一印象につながります。これによって数千万円のビジネスチャンスを生むこともざらにあります。


実際に僕もスーツを着る前と着てからの人脈は明らかに変わりました。


純資産50億以上のハイパー富裕層の案件や国連の案件、脱毛業界の大手の執行役員になれたり明らかにビジネスチャンスは広がります。この価値は生涯で見たら少なくとも数千万円どころの話ではないはずです。


結論:ここではどのくらいの期間を着るのか?


1着を長く使うぞ!という目的であれば一撃高単価のスーツの破壊力は大きいです。


【原則②:ライフスタイルへの最適化】

スーツ投資は「最適化」が鍵です。ライフスタイルと職種別に解説をします。 ライフスタイル別の最適な投資 頻繁着用組(週4-5日): 総予算の60%を基本3着。

20万円の予算があれば12万円のスーツを3着買ってローテーションした方が絶対に良いですね。これはスーツを長持ちさせるためにも、マインド的に毎回スッキリするためにもおすすめです。


中頻度着用組(週1-2回): 質の高い万能スーツ1-2着に集中投資個人的には週に1着なら着心地とかよりも見た目に全振りした方がいいかなと思いますね。 特別場面専用組: 1着に全予算を注ぎ込む。


場面を明確に想定した記事やでティールを選ぶこと。

職種別の投資戦略 営業・対外交渉職: 相手との最初の信頼構築が売上に直結しますね。


なので相手から見た時にこれいい素材やなって思われる光沢がやや強めものや、デザインに投資すべき。


それと頻繁に動くのでストレッチが効きやすいのも大事ですね。デザインというのは絵柄とかではなくてシルエットですね。シルエットの勉強をちゃんとしているスーツやから仕立ててもらわないとあなたの良さは出ないです。オーラを感じるビジネスマンのシルエットを見て見てください。綺麗な逆三角形のような形に纏まっているはずです。


おすすめはS100-120の間のものです。

経営層・意思決定者: 一流の風格が求められる—細部まで妥協なく作り込みましょう。特にスーツを脱いだ時の裏地に刺繍されているメーカーを見られることも多いはずので「ここのスーツなのね!」と思われる生地で作った方がいいですね。


ロロピアーナとかゼニアとかブリオーニとかトムフォードの裏を見たらこいつできる人だわと思われるはずです。

聞いた話でこれは本当かどうかはわからないんですけど、銀座のママさんとか高級店ですね。そこでスーツをお預かりした時に裏を見てその人のランクを見てるという話を聞いたことがあります。


それくらいスーツの裏に刺繍されているメーカーの信頼度は大きい。一流であればあるほどですね。個人的に好きなのはベルベットの毛皮のような生地で作ったスーツです。


クリエイティブ職: 個性を表現できる特徴あるスーツに投資価値あり。今はチェックのスーツとか、ツイードのスーツとか真っ赤にするとか左右で色の違うスーツとかも作成できます。独特な印象を与えることでこの人はクリエイティブ関連のことをしてるんだなと思わせる効果はありますよね。


その上で交流会とかに参加したらほぼ確実に話しかけられるし、その話題になります。自然と自分の職業の話ができるようになるので、人と明らかに違う色とかディティールがおすすめです。

おすすめの生地はアリストンですね。おしゃれな生地が多くてセットアップできていたらほぼ確実に可愛いと思われるもしくはオシャレと思われますね。


あなたが本当に必要なのは「高価なスーツ」ではなく「あなたの価値を最大化するスーツ」です。


【原則③:自分のカラーをにこだわらない】

3つ目の原則は、自分に似合う色を求めすぎないこと。オーダースーツを着るときにパーソナルカラーのような診断をして自分はこの色が似合うと言って色を固定してくる方もいます。 その色が好きで気に入ってたら全然OKです。


ただもし対して好きじゃない色が自分のパーソナルカラーだとしたらどうでしょうか?この色が理論上に合うと言われてもスーツを着た時に気持ちが乗りません。 すると本来のスーツの価値がなくなる。スーツを着て頑張るぞっていう自己肯定感が上がることや自信を持つという目的が達成されないですよね。


ここが本当に勿体無い。


実例があるんですけど。かつて来たお客様の中で骨格診断もパーソナルカラー診断もお仕事としてしてるよという方がいらっしゃったんですね。もちろんその道のプロの方です。 「自分の骨格ならこのタイプのスーツが似合って、色はこの色が似合わないんですよね。」


そうおっしゃっていたんです。


頭でわかっていても、そのお客様が迷っていたスーツの生地とスーツの形が自分には似合わないものだったんですね。 似合わないと頭で思っていてもその色と形が好きだったわけです。


だから僕は「似合わないなんてことはない」と、何よりも来ている自分の気持ちの満足度を優先させましょうよ。試着もできるのでその自分を見て決めましょう。 って言って散々お客さんが似合わないと言っていたスーツの形と色のものを試着をしてもらったんですね。


それがね。全然似合うんですよ。

そしたらそれがいいに決まってますよね。

色もそうです。全然似合ってるんですね。 だから論理的にというか色の仕組み的に似合わないなんて言われていたとしても実際に合わせたら全然似合うなんてことはざらにあります。


ここでもし机の上のお勉強だけに頼ってほんとは好きな色を選ばない、この骨格にはこれが似合わないと判断していたら相当勿体無いわけですよね。


最終的には当初に合わない思いこんでいた色や似合わないと思い込んでいたスーツを購入してめちゃくちゃ喜んでくれてますからね。


今までの自分の価値観とかどうでもいいんです。


自分は明るい色は似合わないから紺色とか黒しか選ばないのは冒険から逃げているだけです。 一度来て見てプロの目から見てもらったら似合うなんてことは本当にざらにあります。 新しい挑戦ができて似合うという成功体験を積むとより人生は楽しくなります。


自分で自分の人生の幅を狭めるのはやめましょう。


じゃあこれらを踏まえて具体的に自分に最適な予算はどうやって見つけますか?問題が出ますね。 これは三つの質問に答えていただけたらOKです。


【3ステップで見つける最適予算】 

次の3つの質問に答えてみてください

❶週に何回スーツを着る必要がありますか?

❷どんな場面でスーツを着ることが多いですか?

❸周りからはどのように見られたいですか?

週5日スーツを着る方は、最低でも3着は必要です。

この場合、全部を高価格帯にするのではなく、用途別に予算配分するのが賢明です。

例えば、重要な会議用に1着は20〜30万円台、日常用に2着は10万円台というバランスが良いでしょう。

逆に、特別な場面でしか着ない方は、1着に集中投資して長く使える良質なものを選ぶ方が合理的です。 そして周りから見られたいですか?信頼してもらいたい、優しいと思われたい、クリエイティブに思われたい。何よりも見た目で差別化していきたい。こいつは何か違うなと思ってほしいとかね。 この自分の素直な気持ちに合うようにスーツをお仕立てすべきです。


パーソナルカラーとか骨格診断はあくまでも参考の一つにするのが良いと思います。 どんな理論で誰がなんと言おうがあなたの心の声に従うのが最も大切です。


それがあなたのしたいこと、夢だからです。


大人は夢を見るのではなくて叶える立場です。 夢をスーツから叶えていきましょう。


今回は【あなたに最適なオーダースーツ予算の決め方】 というテーマで解説をしてきました。 スーツは消費とか浪費ではなくて投資です。 スーツから得られるリターンは計り知れません、 自分のライフスタイルや職業自分がどのように見られたいのかその辺を加味して最適な価格を設定していくと良いと思います。 高いからいいのでも安いからいいのでもないです。 自分が出せる価格帯の中で自分の夢を叶える確率が最も高い商品を選んでいきましょう。 みんながスーツを購入する時の参考になれば幸いです。


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Li Wonder

住所:新潟県新潟市東区大形本町3丁目5−31

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